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新標準講義 民法債権総論価格: 2,625円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 この教科書は、とにかく分かりやすい。予備校本よりも理解しやすい内容となっていると思う。
学術的な難しい表現は全く無く、著者池田先生の学説を大展開することもなく、読み手が民法を学ぶ上で必要な情報を噛み砕いて説明している。
初学者や民法に苦手意識がある人に限らず、民法の基礎知識を確認したい方に読んで欲しい。また、高校や大学の教科書としてとても適していると思う。
私が読んだ民法の教科書の中では一番分かりやすいと思った。
この教科書のポイントは、【六法の使い方】【学習上の留意点】【判例の読み方】さらには【レポートの書き方】【期末試験の受け方】までも説明 |
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市民社会と地方自治 (叢書21COE‐CCC多文化世界における市民意識の動態)価格: 3,150円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 改革派知事として有名でいらした前鳥取県知事の片山教授による自治体論です。
豊富なご経験や知識に基づく、実務にも通じた具体的な内容がとても興味深い内容。特に自治省にお勤めの際にご担当の職務でいらした税関系の充実は特筆すべきであり、地価下落側面での制度構築にご苦労された、固定資産税に関するご記述は、自治体担当者は必読でしょう。
そのほか、充実した記述は、議会論や、男女共同参画など個別政策論にもおよびます。
ご興味ある方は是非手に取られてみてください。 |
再分配政策の政治経済学〈1〉日本の社会保障と医療価格: 3,570円 レビュー評価:5.0 レビュー数:6 タイトルに「T」が加わった本書が、[第2版]である。
2005年7月12日に記された「第2版への序文」に本書出版の経緯が程よく記されている。この「第2版への序文」を読むだけの為に[第1版]に追加して、[第2版]を購入する価値があると言うのは、褒め過ぎだろうか。私には、その価値があった。
本書で権丈は、医療経済政策学上の幾つかのテーマ・特に俗論が巷に流布しているものに対し、権丈オリジナルの政治経済学的アプローチを加えている。
本書には計量経済学を学んでいない、医療関係者にとって難解な部分もあるが、それを超えた価値がある。
[第2版]より |
バブル文化論―“ポスト戦後”としての一九八〇年代価格: 2,100円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 島田裕己『宗教としてのバブル』に興味をもっていたのですが、
先にこちらを読みました。やはり中野正貴撮影のカバーは
こころに訴えかけるものがあります。
中身は、著者の論に合う事実をピックしている印象が強く、
ところどころで、『ここでは深く語らない』などとして
議論をあえてしないことを明らかにしていて、非常に残念。
また、議論の進め方が拙く、引用も見にくいため非常に
読みにくかった。
ただ、様々な具体例などが出てきていて、その点では
非常に楽しめる |
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人文地理学―その主題と課題価格: 3,360円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 大学の教科書として、この本に出会う方も多いと思います。
大学入試で地理受験だったから・・・、という理由で大学で地理学をとる方もいると思いますが、まずは、この本を最初から最後までパラパラと眺めてみてください。
大学入試の地理とは、だいぶ違うでしょ。
そして、大学入試の地理の中で、大学に入ってからいちばん必要になるのは、「世界(地球)の諸課題」の部分だったことに気付かれるでしょう。 |
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