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福翁自伝価格: 1,575円 レビュー評価: レビュー数: |
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失われた民主主義―メンバーシップからマネージメントへ価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 読み応えのある本だと思う。
この本でスコチポルは、19世紀後半から現在までの1世紀以上にわたる、
市民たちの自発的な結社の盛衰を精査して、そういった結社が
過去1世紀の間にいかに変容し、その変容がアメリカの民主主義に
どんな影響を与えたのかを検証している。
社会運動、友愛組織、宗教組織などについて収集された
膨大な1次/2次史料、データに裏づけられた論証はとても説得力がある。
スコチポルは、それまで市民たちのささやかな友愛精神に基づく、
自発的でゆるやかな |
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英語史入門価格: 2,520円 レビュー評価:5.0 レビュー数:9 すばらしい本です。新書ででている「英語の歴史」よりもずっとわかりやすい。もう一歩つっこんだ英語の勉強を望んでいる、すべての人(ただし、はじめに手にとってみて、自分の知識がこの本のレベルに到達しているかどうかはチェックすべきだが)にすすめる。難を言えば、図表の活字が小さすぎること。年配の方は虫眼鏡がなければ、この本のおもしろさをひきたてている図表は見ることができないだろう。 |
年金改革と積極的社会保障政策―再分配政策の政治経済学〈2〉価格: 3,570円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 いつの間にやら改訂版になっていた本書。
日本の年金制度は2004年に大改正を行い、それを詳細に分析した当時からリーマンショック後の今に至るまでの年金論議をまとめ上げている。
この権丈善一の本が痛快なのは、他の論者の間違いを論破するだけでなく、自分の間違いすら公に論じている点だ。
権丈自身が当初「日本の年金は将来、スウェーデン方式を導入することができる」(←これは現在、民主党が同じ間違いをしている)
「国民年金の未納者が保険料をちゃんと納めている人たちに多大な迷惑をかける」といった勘違いをしていたと書かれてある。
そして「間違いに気付 |
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小学校での英語教育は必要か価格: 1,890円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 他の人も書いていますが、いろいろな立場の人の意見に触れられて興味深い本です。
ただ、気のせいかもしれませんが、条件付賛成または反対派の人が、根拠を示しながら説明しているのに比べて、推進派の人はあまり根拠を示すことに熱心ではないような印象を受けました。「小学校から英語を勉強するとこんなにいいことがある」と実例(私立小学校では以前から英語を授業で教えていたらしいですね。私は知りませんでした)や研究成果を報告してくれれば良かったのですが、無いのでしょうか? |
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